帰ってからは現実は忙しく
友人から
「まだ~?早くおいでよ!次は大阪も行くよー!!」
と連絡を取り合っていましたが
そんなやりとりをしながら
約1年半も経ってしまいました。
そして
よし!準備はできた!
連絡しよう!
そう思った時にハガキが届きました。
ハガキを見た時に
頭が真っ白になったのを
覚えています。
何度も名前を見返しました。
それは喪中のハガキでした。
友人は癌が再発して私がメールを
送ろうと思った時に亡くなっていたのです。
最後にメールをしてから
わずか半年でした。
訳がわからず仕事に向かう途中に
車の中で友人との思い出が
溢れ出して涙がこぼれていました。
ボロボロ涙が止まらず
違うことを必死に考えていました。
当たり前の日常に戻ると
時間はいつでもある
そんな生活に戻っていました。
私自身が病気になった時に
生と死と向き合ったことを
忘れていました。
「なんで、もっと早く行動しなかったんだろう・・・」
そう思う時もありました。
いろんな事を考えたけれど
仕事が忙しい
休みがとれない
時間がない
お金がない
と理由をつけて
先延ばしにしていました。
今もたまに癖でやってしまいますが・・・
でも、そこで気づくことも大事だと思います。
そして行きたいと思ったときに
行動をする!
後悔を続けるのではなく
感謝の気持ちを込めて
毎年命日にお花を送っています。
友人と20年間の付き合いで
楽しい時間を過ごせて幸せでした。
ありがとうの気持ちでいっぱいです。